和泉海老~エビでなんとか

ビーシュリンプを楽しく沢山増やしたい

ソイルの粒が潰れてくると何故調子が悪くなるのか?後編

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連続更新7日目~!

1週間連続更新達成です!

沢山ポチしていただいてありがとうございます!!

そろそろ涼しくなり新しく飼育される方も増えると思います

少しでも参考になるようなことを書いていければいいな~と思ってます

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さてさて~

前回の続きです

ソイルの粒が潰れてくると何故調子が悪くなるのか?

ソイルの粒が潰れたことにより

ソイルとソイルの間にあった隙間が埋まります

隙間が埋まるとどうなると思いますか~?

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嫌気層が増える!

嫌気層とは簡単に言いますと「酸素の少ない環境」です

この言葉とは反対に「好気層」というものがあり

こちらは「酸素がある環境」です

水槽の立ち上げ初期はソイルとソイルの隙間がありますので

底面フィルター等を使ってる場合やある程度の水流がある環境において

ソイルの中を水が通りやすい状態と言えます

この時、酸素も一緒にソイルの中を通りますので

水槽の至る所で好気層が出来ます

それが半年以上経ってきますと段々崩れ始めるソイルが出てきて

好気層が減り出し、嫌気層が増えてきます

004_201408060704287b7.jpg

好気層と嫌気層では生息するバクテリアが違います

また硝化サイクルも変わります

好気層に住むバクテリアが減ったことで

今までろ過出来てたエビちゃんに有害な物質が

水槽内に少しずつ出だします

今度は増え始めた嫌気層に住むバクテリア

これらの有害物質をろ過していってくれるのですが

緩やかな変化の中でならバランスが取れると思いますが

急激に粒が潰れ始めるとそのバランスが一気に崩れて

水槽の調子が悪くなると考えられます

この状態がよく言うブレイクってやつですねー

001_201407180734032d4.jpg

自然の川なんかではこのような急激な変化は滅多に無いですが

小さい水槽の中では急激なバランスの変化が起きます

水質を維持するということは、このミクロの世界の生態系を保つってことだと思います

目に見えない世界だから難しいですね~

よく同じソイルで同じようにセットした水槽なのに

調子が水槽によって違ったりするのは

目に見えない世界のバランスなのかもしれませんね~

そんではまた~

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