ソイルの粒が潰れてくると何故調子が悪くなるのか?後編
連続更新7日目~!
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沢山ポチしていただいてありがとうございます!!
そろそろ涼しくなり新しく飼育される方も増えると思います
少しでも参考になるようなことを書いていければいいな~と思ってます
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さてさて~
前回の続きです
ソイルの粒が潰れてくると何故調子が悪くなるのか?
ソイルの粒が潰れたことにより
ソイルとソイルの間にあった隙間が埋まります
隙間が埋まるとどうなると思いますか~?
嫌気層が増える!
嫌気層とは簡単に言いますと「酸素の少ない環境」です
この言葉とは反対に「好気層」というものがあり
こちらは「酸素がある環境」です
水槽の立ち上げ初期はソイルとソイルの隙間がありますので
底面フィルター等を使ってる場合やある程度の水流がある環境において
ソイルの中を水が通りやすい状態と言えます
この時、酸素も一緒にソイルの中を通りますので
水槽の至る所で好気層が出来ます
それが半年以上経ってきますと段々崩れ始めるソイルが出てきて
好気層が減り出し、嫌気層が増えてきます
好気層と嫌気層では生息するバクテリアが違います
また硝化サイクルも変わります
今までろ過出来てたエビちゃんに有害な物質が
水槽内に少しずつ出だします
今度は増え始めた嫌気層に住むバクテリアが
これらの有害物質をろ過していってくれるのですが
緩やかな変化の中でならバランスが取れると思いますが
急激に粒が潰れ始めるとそのバランスが一気に崩れて
水槽の調子が悪くなると考えられます
この状態がよく言うブレイクってやつですねー
自然の川なんかではこのような急激な変化は滅多に無いですが
小さい水槽の中では急激なバランスの変化が起きます
水質を維持するということは、このミクロの世界の生態系を保つってことだと思います
目に見えない世界だから難しいですね~
よく同じソイルで同じようにセットした水槽なのに
調子が水槽によって違ったりするのは
目に見えない世界のバランスなのかもしれませんね~
そんではまた~
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