ヒドラと微生物について
ずっとヒドラネタで飽き飽きしてきたとは思いますが
最後までは書きたいと思いまする~
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さてさて~
前回の記事でヒドラはソイルに移動すると書きましたが
ウチの水槽で何度かあったことですが
調子が良かった水槽で
水槽を放置することがありました
そのまま1週間ほどすると水槽のガラス面やソイルの上に
ヒドラの出るまでの間に足し水や水草を入れたわけではありません
耐性卵が残ってて孵化したとも考えられそうですが
ここまで一気にびっしり増えるくらいの卵はそうそう無いはずですので
ソイルで生息していたヒドラが水中へ移動したと考えられます
では何故ソイルから水中へ移動したのか?
原因は「餌」となる生物が減ったからだと思います
エビ水槽ではエビちゃんに餌をあげますが
その餌(タンパク質等)がソイルなどにも入り込みます
また糞(アンモニア等)がソイルにも入りますので
それらの物質がバクテリアや原生生物(インフゾリア等)の餌になります
これらの微生物がミジンコ等の餌となり
増えたミジンコがヒドラの餌となります
当然排泄物も無くなります
そうすると微生物の餌が少なくなり
微生物自体の繁殖が減少します
その結果、微生物を餌にしてるミジンコも数を減らし
ミジンコを餌にしてるヒドラもより効率を求めて
水流のある水中へと移動したのだと
考えております
水槽内の狭い環境ではちょっとしたバランスが崩れると
何かが急に増えたり減ったりを繰り返します
エビちゃんを急に移動するということは
そういったバランスの崩壊を招く危険性があるということですね~
エビ飼育において大きい水槽のほうが安定しているといわれてますが
水量が多いことで水温の変化が緩やかですし
大きい水槽ほどソイルやろ過も多く使いますので
そこに住み着く微生物の量も多くなり
多少の数の減少も一気には崩れにくいのでは無いかと考えられます
広い意味で大きい水槽は安定するのだと思います
ヒドラが水中にいるということは
ソイル内の微生物バランスがおかしいことが考えられますので
このタイミングで稚エビちゃん孵化すると
餌となるインフゾリアが非常に少ないかもしれません
もしヒドラが水中にいて抱卵中の個体がいる場合は
別水槽に移動させてあげるのも生存率UPの秘訣になるかもしれませぬ~
続きは次回に~
そんではまた~
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